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お水の話①
2017.09.10人が生きていくうえでなくてはならないもの・・・
水・空気・食物・光
その中でも水は人間に限らずどんな生物でも生きていくためには絶対必要になります。
そんな生命を育み、成長させ、生態系を維持してきた大切な水について注目したいと思います。
《人と水》
人間の起源はもともと海から生まれ、単細胞生物として生まれました。その単細胞生物は進化し、陸上に進出してきました。その陸に上がる際に海水を身体に閉じ込めたと言われています。
その証拠に人間の体液の構造は海水に極めて近い性質をしています。
その海水に似た体液は個々の細胞が住みやすいようにミネラル成分であるナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、塩素といった成分を常に一定のバランスを保つように微妙な調整を行っています。
この調整方法をホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。
体内の水分には五大栄養素の一つであるミネラルが多く含まれているのです。
これだけでも何となくミネラルウォーターが身体に良い理由がわかりますよね。
《体液》
私達の身体の中にある水分は体液と呼ばれ体重の約60%を占めています。
このうち約40%は私たちの身体を作っている細胞の中に存在し、「細胞内液」といいます。
残りのやく20%は細胞の外側に存在し「細胞外液」といいます。
血液はこの細胞外液にあたります。
体内の水分は年齢、男女差、肥満度により異なります。
男性で約60%、女性で約55%、老人では約50%、新生児では約80%と最も高いです。
太っている人は一見、水分が多いように思われますが、実は脂肪組織はほとんど水を含まないため痩せている人よりも水分が少なくなります。
新生児(成長期)は体内で盛んな生理活動が行われているため水分が大量に必要になるのです。
成長期の子供には特に水分補給に気を付けてあげてください。
《水の働き》
・血液となって体内の隅々に酸素、栄養を運ぶ
・老廃物の排出
・体液の濃度を一定にする
・体温調節
十分な水を補給し、血液の流れを良くし、排便、排尿を促せば有害物質も速やかに排泄され、体内にとどまる時間を短くすることができ、水を意識的に摂取するだけで病気の発生率を抑えることが出来ます。
《1日にどのくらいの水分が必要??》
あなたは今、どのくらいの水分を摂取していますか?
また、どのくらいの水が体外に排出されているかご存知ですか?
身体の水の排泄は、尿、便、汗、そして気付かないうちに失われている水分によってなされています。
気付かないうちに失われている水分とは呼吸による水分の蒸発および皮膚からの蒸発による目に見えない水分(不感蒸泄)の喪失です。
その排出は、1日中静かに横たわっている人で約2リットル~3リットルの水分が体外に排出されます。
運動をして汗をかいたり、暑い夏場なんかはこれ以上に水分が排出されています。
個人差はありますが、大体これだけの量が毎日排泄されているので、この排出される量に等しい水分(2リットル~3リットル)が必要になります。
1日に2リットル~3リットルの水を飲むと言っても1度にがぶ飲みしては意味がありません。
たくさん飲むとノドの渇きは癒されるが、過剰な水が胃に負担をかけ、胃液を薄めてしまいます。
そのため消化不良を起こし、余計に体調不良を起こしてしまいます。
水分摂取のポイントは、一階に200ml程度を何度かに分けて摂取することが大事になります。
特に朝起きた時と寝る直前に200ml程の水分を補ってあげましょう。
なぜなら人は寝ている間にもコップ1杯半くらいの汗をかき、水分が失われてしまっているからです。
朝起きた時には体内の水分は減少しているため血液がドロドロの状態になっています。
また、1日中エアコンの効いた部屋にいてあまり汗をかかず尿量も少ない人は特に注意して水分を摂取しましょう。
こんな人は、冷たいものではなく温かい飲み物を飲んだりカフェインの入ったものを飲んで尿量を多くしたり、時々外に出たりしてエアコンの中にばかりいないように注意しましょう。
キンキンに冷えた水は身体の温度を下げてしまい血流が悪くなってしまうこともあるので常温が一番おすすめです。
《まとめ》
人は空気と同じように水なしでは生きていくことが出来ません。
全く水を摂らないと数日から2週間で死に至ってしまいます。
人間の身体の中はまるで川の様に流動しているので、常に新しい水を取り入れ古い汚れた水を排泄しています。
誰もが澱んだ川より清らかな川を求むようにあなたの身体自身も古い汚れた水よりも新しくきれいな水を求めていることでしょう。
少しだけ水の摂り方を意識するだけで身体により良い水分補給ができ、より健康を保つことが出来ます。
まずは自分が1日にどのくらいの水分を摂ることが出来ていて、どのくらい足りていないのかを見つめなおし、自分の身体を理想の健康体にするために水分補給をライフスタイルの中に習慣として取り入れていけるようにしましょう。
こまめな水分補給も健康のカギを握っているのですよ。
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