肩こり・首痛について

肩こり・腰痛や疲れを減らすには適度な運動

2020.12.24

年々、身体の疲れが抜けなくなってきたり、慢性的に疲れていることはないでしょうか?

この疲れを取るために、休日は遅くまで寝ていたり、マッサージ通ったり、人によっては栄養ドリンクを飲んだりしていないでしょうか。

たぶん、これらを行った方の実感としては「全然疲れが取れない」というものではないでしょうか。

実は、この慢性的な疲れは「筋力低下」が原因のケースが多いのです。

人間の筋肉は20代が最も多いと言われ、そこから年々1%ずつ筋肉量が現象していきます。

つまり、単純計算ですが40代は20代の頃より20年×1%=20%の筋肉が減少していることになります。

20%も筋肉量が減少すれば、当然のことながらパフォーマンスも落ちますので、40代になった途端「体力がガタっと落ちた」とか「身体の疲れが抜けなくなってきた」という方が増えるのがこのためです。

40代でこのような有様なので、50代・60代・70代と年齢を重ねるにつれ、どんどんパフォーマンスが低下していきます。

ここだけで話が終わると悲観したくなりますが安心してください。

筋肉は何歳になっても増やすことができるのです。

つまり、何もしなければ減っていくだけの筋肉ですが、逆に言えば何かすれば良いということになります。

では、「何をすれば良いのか」ということになりますが、まず筋肉には速筋と遅筋の2種類があります。

速筋は瞬発力で使う筋肉で、遅筋は持続力で使う筋肉です。
実は、このうち速筋の方が早く減少していくので、この速筋の筋肉量をアップさせることが先決です。

速筋を鍛えるにはスクワットや腹筋、トレーニングマシンや筋トレなど無酸素運動です。

近くのスポーツジムに通えるような方は、筋トレを欠かすことなく継続できるためお薦めです。

また、ジムに通うのが難しい、もしくは欠かさず筋トレを続けられるという方についてはスクワットや腹筋などで構いませんので、瞬発力が必要なトレーニングを週5日以上を目途に取り組んでみてください(継続する自信のない方は、トレーニング結果を記録(=レコーディング)したり、家族に「欠かさずスクワットする」など宣言することで継続しやすい環境を作ってみてください)。

無酸素運動のほかに有酸素運動がありますが、こちらについては遅筋のトレーニングとなります。

有酸素運動の代表格としてウォーキングがありますが、これの魅力の1つは毛細血管が増え、血流が良くなるということです。
血流が良くなると、身体が軽く感じたり、肌の血色やツヤが良くなったり、動脈がやわらかくなるため、動脈硬化などのリスクを低減することにつながります。

ぜひ、どちらか一方ではなく、スクワットや腹筋などの無酸素運動と少し早く歩くことを意識してのウォーキングを並行して取り組んでいただきたいと思います。

医療・医学の発達で人生100年とも言われておりますが、大切なのは自分の意志で自由に活動できる健康寿命です。

楽しい時間をより多く過ごすためにも、日々のちょっとした工夫で適度な運動を心掛け、疲れ知らずの身体を手に入れてください。

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