股関節の痛み
股関節の痛みや
股関節が外れそうで怖い

こんな股関節の痛みでお悩みではありませんか?
- 股関節や太ももが痛い
- 股関節の可動域が狭くなった
- 足を引きずるような歩行
- 股関節が引っ掛かるような違和感
- 股関節が曲げ伸ばしが困難
- 立ち上がる時に痛みを感じる
- 朝などに股関節がこわばる
- 運動すると痛みを感じる
股関節の痛みとは
股関節の稼働制限は日常生活に支障を生みます。具体的には加齢やケガ、血流障害から股関節や鼠径部に痛みが生じます。
放置すると完治が困難になる可能性もありますので、早めの対処をお勧めします。
鍼灸整骨くわたでは独自の施術法により痛みを早期に軽減させ、日常生活を改善させていきます。
手指や手首、関節の痛みは暮らしに直結しますので、早めの改善取り組みが重要となりますので気になる方は診察によるチェックをお薦めします。
股関節の痛みを起こしやすい人はどんな人?
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01加齢
加齢に伴い関節の軟骨が減ったり、機能低下することで発症します。
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02遺伝的な要素
骨格や身体的な特長、遺伝的要素から発症することもあります。
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03ケガによる発症
つまずきや転倒による強い衝撃が原因になるケースもあります。
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04ウイルス感染・免疫反応
インフルエンザなどのウイルス感染、免疫システムの過剰反応が原因というケースも。
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05血流の障害
血流の悪化による発症するケースもあります。
股関節の痛みに関する主な病名と原因・症状
1.単純性股関節炎とは
股関節が痛かったり、動きに制限があるような炎症です。
- ①単純性股関節炎の主な原因
- 主に3歳から10歳までの男の子に多く見られる原因不明の股関節の炎症です。風邪をひいたり、激しい運動をした後に発症することが多く、痛みのため歩行が困難になることがあります。
明確な原因は解明されていませんが、以下の要因が考えられています。- ウイルス感染:風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が、関節に炎症を起こす可能性。
- 免疫反応:体の免疫システムが過剰に反応し、関節を攻撃してしまう可能性。
- 外傷:軽い外傷や運動による負荷が、関節に負担をかけ、炎症を誘発する可能性。
- ②単純性股関節炎の主な症状
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- 突然の痛み:股関節、太もも、膝などに突然強い痛みを感じます。
- 跛行:痛みのため、足を引きずるような歩き方になります。
- 関節の動き制限:股関節を曲げたり伸ばしたりすることが困難になります。
- 熱感:関節が熱く感じられることがあります。
2.ペルテス病とは
子ども(特に男児)の股関節の痛みです。
- ①ペルテス病の主な原因
- 主に4歳から8歳頃の男児に多く見られる股関節の病気です。大腿骨頭への血流が途絶え、骨が壊死してしまう病気で、その結果、股関節が変形し、痛みや運動制限を引き起こします。
明確な原因は、まだ解明されていません。しかし、以下の要因が関係していると考えられています。- 血流の障害:大腿骨頭への血流が何らかの原因で途絶えてしまうことが、ペルテス病の発症に繋がると考えられています。
- 遺伝的要因:家族にペルテス病の患者がいる場合、発症リスクが高まる可能性があります。
- 外傷:軽い外傷が引き金になる場合もあると考えられています。
- ②ペルテス病の主な症状
- 初期症状は、痛みを伴わないことも多く、気づかれにくいことがあります。しかし、病気が進行すると、以下の症状が現れます。
- 股関節の痛み:股関節の深部に痛みを感じることが多く、運動によって痛みが悪化します。
- 跛行:痛みを避けるため、足を引きずるような歩き方になります。
- 関節の動き制限:股関節の動きが制限され、股関節を曲げたり伸ばしたりすることが困難になります。
- 大腿部の痛み:股関節だけでなく、大腿部にも痛みを感じる場合があります。
3.変形性股関節症とは
股関節の深部に痛みを感じて、歩行時や立ち上がりの際に痛みが強まったり、可動域に制限が掛かります。
- ①変形性股関節症の主な原因
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- 加齢:加齢に伴い、関節軟骨がすり減りやすくなります。
- 肥満:体重が増えると、股関節への負担が増加し、軟骨の摩耗が加速します。
- 外傷:過去の骨折や脱臼などが原因となることがあります。
- 先天的な股関節の異常:臼蓋形成不全など、生まれつきの股関節の異常が原因となることもあります。
- 繰り返しの負荷:スポーツ選手や職業柄、股関節に大きな負担がかかる人は、変形性股関節症になりやすい傾向があります。
- ②変形性股関節症の主な症状
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- 股関節の痛み:股関節の深部に痛みを感じ、歩行時や立ち上がりの際に痛みが強まることがあります。
- 可動域の制限:股関節の動きが制限され、股関節を曲げたり伸ばしたりすることが困難になります。
- 跛行:痛みを避けるため、足を引きずるような歩き方になります。
- こわばり:特に朝起きた時や長時間座った後に、股関節がこわばりを感じることがあります。
[進行]
- 初期:立ち上がり時や歩行開始時に痛みを感じます。
- 中期:痛みが持続し、夜間痛も出現することがあります。
- 後期:股関節の変形が著しく、日常生活動作が困難になります。
4.股関節唇損傷とは
股関節の奥や鼠径部(太ももの付け根)に痛みが生じます。
- ①股関節唇損傷の主な原因
- 股関節唇損傷は、股関節の臼蓋と大腿骨頭の間にある軟骨組織である股関節唇が損傷することをいいます。
- スポーツ:股関節を過度に動かすスポーツは、股関節唇損傷のリスクを高めます。
- :臼蓋形成不全や大腿骨頭の形状異常など、股関節の構造的な問題があると、股関節唇に負担がかかりやすくなります。
- 構造的な問題:
- 外傷:転倒や事故などによる股関節への強い衝撃は、股関節唇損傷を引き起こすことがあります。
- 加齢:加齢とともに股関節唇は劣化し、損傷しやすくなります。
- ②股関節唇損傷の主な症状
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- 股関節の痛み:股関節の奥や鼠径部(太ももの付け根)に痛みが生じます。
- 引っかかり感:股関節を動かす際に、引っかかるような感じやクリック音を感じることがあります。
- 可動域制限:股関節の動きが制限されることがあります。
- 不安定感:股関節が不安定な感じがすることがあります。
- 跛行:股関節の痛みや不安定感から、歩き方がおかしくなることがあります。
5.鼠径部痛症候群
運動時や立ち上がり、座り込みなどの動作時に痛みが生じます。
- ①鼠径部痛症候群の主な原因
- 股関節唇損傷は、股関節の臼蓋と大腿骨頭の間にある軟骨組織である股関節唇が損傷することをいいます。
- スポーツ活動:急な方向転換や加速・減速を伴うスポーツは、鼠径部に負担をかけやすく、鼠径部痛症候群のリスクを高めます。
- 筋肉や腱の損傷:鼠径部周辺の筋肉や腱(腸腰筋、内転筋など)の過度な負荷や繰り返しの動作による微小な損傷が、痛みの原因となります。
- 骨盤の構造的な問題:骨盤の歪みや股関節の可動域制限があると、鼠径部に負担がかかりやすくなります。
- 過去の怪我:足首の捻挫や膝の怪我などが、体のバランスを崩し、鼠径部に負担をかけることがあります。
- ②鼠径部痛症候群の主な症状
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- 鼠径部の痛み:運動時や立ち上がり、座り込みなどの動作時に痛みが生じます。
- 圧痛:鼠径部を押すと痛みを感じます。
- 運動痛:運動すると痛みが悪化します。
- 可動域制限:股関節の動きが制限されることがあります。
股関節の痛みに対する主な治療法
鍼灸・整骨くわたでは、日常生活に支障をきたす股関節や鼠径部の痛みや違和感に対しいて以下のような治療を行っています。
痛みの原因は人によって異なり、またその遠因となる生活スタイルもそれぞれです。このため、治療にあたっては1人ひとりの状態などを確認させていただき、原因を突き止めながら治療を進めていきます。
また、何度か通院いただく場合、状態は毎回変化しますので、同じ治療を繰り返すのではなく、その時々や症状に合わせた治療をさせていただきますので、お気軽にその日の状態をご相談ください。
筋肉・骨格バランス調整

- どんな治療?
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痛み・不調の原因は局所のみにあらず!
筋肉・骨格バランス調整法は、その人特有の癖や姿勢を崩している傾向を分析し、バランスの崩れの原因になっている部位を集中的に調整します。
今あなたが抱えている痛みは、たまたま痛みを感じやすい膝や腰に出ているだけで原因は他の部位に存在することの方が圧倒的に多いです。
同じ膝痛でも、子育てをしている方と、畑仕事をしている方と、ゴルフをしている方とでは調整ポイントは全く異なります。
ただ全身をマッサージされるだけでは効果を感じない方にもお勧めの施術です。
- どんな効果?
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- バランスを整えることで、身体の重心が安定し、動きがスムーズになります。
- 急に痛めた場所は刺激するとかえって痛みが強くなることがありますが、痛みのある部位から離れた筋肉を調整することにより安全且つ早期の回復が見込まれます。
電気療法
プロテクノPNF

- どんな治療?
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電気グローブを使用した治療です。
治療師が施術ポイントに狙いを定め、大きな筋肉から細かい筋肉まで日常動作では動かさない筋肉やなかなか鍛えにくい細かな筋肉へ繊細にアプローチします。
- どんな効果?
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- 筋肉を鍛えることによって脂肪を燃焼しやすくします。
- 血液循環を改善してむくみやコリの原因を取り除いていきます。
- 姿勢改善、疼痛緩和にも効果を発揮します。
ハイボルテージ

- どんな治療?
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高電圧電気刺激と超音波の温熱刺激をミックスさせた治療です。
治療効果の実証性が高く、オリンピック選手やプロスポーツ選手が多数使用している、痛みを取るための機器です。
刺激の到達深度が深いため、手では届かない深層の筋肉をケアすることができます。
従来の電気よりピリピリ感が少ないので、電気治療の苦手な方でも比較的安心して治療を受けていただけます。
- どんな効果?
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- ぎっくり腰、寝違え、捻挫、突き指、関節痛、神経痛の早期回復
鍼治療

- どんな治療?
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鍼治療はWHO(世界保健機関)が様々な症状に効果があると認める療法です。
髪の毛と同じくらいの極めて細い鍼で、ツボを刺激して不調を改善します。ホルモン、自律神経、筋肉、気、血、津液、経絡・・・
様々な身体の機能を整えますが、「東洋医学=経験医療」なので、エビデンス(医学的根拠)や可能性は未知数です。当院では鍼による感染防止・予防のため、全てディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しております。
- どんな効果?
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痛みの緩和、リラックス効果、自律神経の安定、コリの改善、血液リンパの代謝促進が挙げられますが、WHO(世界保健機関)が鍼治療の有効性を認めた疾患は以下の通りです。
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- 運動器系
- 関節炎、リウマチ、五十肩、腰痛、腱鞘炎、むちうち、捻挫など
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- 神経系
- 頭痛、めまい、神経痛、自律神経失調症など
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- 循環器系
- 動悸、息切れ、高血圧症、低血圧症、動脈硬化症など
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- 呼吸器・消化器系
- 喘息、気管支炎、便秘、下痢、胃炎など
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- 代謝内分泌系
- 貧血、痛風、糖尿病など
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- 婦人科系・泌尿器系
- 生理痛、月経不順、更年期障害、冷え症、膀胱炎、腎炎など
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- 耳鼻咽喉科系・眼科系
- 中耳炎、耳鳴り、メニエール病、鼻炎、咽喉頭炎、眼精疲労など
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- 小児科系
- 小児喘息、夜尿症、消化不良、食欲不振など
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